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詰将棋作家の見た世界
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HN:
首猛夫
性別:
男性
職業:
怪しい金融業
趣味:
詰将棋創作 音楽演奏
自己紹介:
昭和31年9月、東京生まれ。
詰将棋作家集団「般若一族」の生き残り。
詰将棋創作以外に、作曲(約100曲くらい)音楽演奏(ベース)。
人間についても、自閉的観点からいろいろ考えている。
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★2008/03/29 (Sat)
いま、国会で道路特定財源が問題となっている。
国民の税金を、官僚たちが湯水のように、自分たちの老後や娯楽のために使っている事実が次々と明らかになっている。

また、誰が見ても使えない道路とか、民間に任せれば20分の一で済む経費を、計上して、国土交通省の役人の天下り先に支払っているケースとか、数え上げたらキリがない。

結局これは「たかり」である。
税金を国民のために使うのではなく、自らの快楽や娯楽のために使っているのだから、「たかり」といっても差し支えないだろう。

一体いつからこのような「たかり」は生じてきたのだろうか?

仕事と称して、不要な接待や、高価な食事をする人が、役人や官僚だけでなく民間にもいるが、誰も彼も、日本人は「たかる」のが好きだ。
こういった不潔で、私利私欲に走る精神構造は、ある特定の者たちにあるのではないと思う。
おそらく罪悪感のかけらもなく、「おいしい生活」を甘受し満喫しているのではなかろうか。

そういった不要な経費がめぐりめぐって、物価の上昇や大切なものが犠牲になっている事さえ気がつかない。

官僚や役人のことを「たかり」と称して批判する前に、ほとんどすべての日本人にある「たかり」に対する鈍感さを何とかしなければ問題の本質は変わらないだろう。

おそらく、わたくしの勝手な憶測ではあるが、お金に関してわれわれ日本人は、どこか「被害者意識」を根強く持っているような気がしてならない。
そういった「被害者」だから、「たかれる」ときには喜んで「たかる」のではないだろうか?

わたくしは、接待と称して面白くもない連中と、高価な食事を共にするものの神経がわからない。
そういった無j神経さを持ちながら、他方では食事の中身を云々する感性を持ち合わせている図太さや、貴重な時間を面白くもない連中と一見楽しく過ごしているような見事な「仕事ぶり」に、驚く。

そういった「離れ業」が出来るのも「被害者」ならではの行動であり、正当化だと思う。
付き合いだから仕方がない、必要悪、世の中はそうして「潤滑油」があるからうまくいく・・・・
まるで政治家の言い訳と同じ。

わたくしから言わせれば、「官僚」や「役人」を非難する前に、自己の「被害者」偽装や、「たかりの本質」に目を向けるべきだと思うが。

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