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詰将棋作家の見た世界
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HN:
首猛夫
性別:
男性
職業:
怪しい金融業
趣味:
詰将棋創作 音楽演奏
自己紹介:
昭和31年9月、東京生まれ。
詰将棋作家集団「般若一族」の生き残り。
詰将棋創作以外に、作曲(約100曲くらい)音楽演奏(ベース)。
人間についても、自閉的観点からいろいろ考えている。
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★2008/04/01 (Tue)
わたくしが、耳にすることが出来る日本の音楽は実につまらないものが多い。
まず楽曲の構成や発想が押しなべて同じようなものである。
新味がなく、よく言えば常に売れるような標準なもので、音楽が商売となれば、それも当然なのかもしれないが、そこに新しいものを見たり聞いたりするときの、ワクワクドキドキがない。

そしてもっと致命的なのは、歌詞である。
愛の歌にせよ、恋の歌にせよ、実につまらない。
定型的で、野心もなく、同じようなコトバの羅列である。

NHKのBS放送で、たまたまわたくしが見たのは、歌手の井上陽水が自ら選んだ、好きな曲に友部正人の「一本道」があった。
もう35年も前の歌だが、歌う友部の向こうに風景が見える。
それも美化されたものではなく、彼にしか見えない独特の風景だ。
取替えの利かない強烈な個性。

しかし、その歌をほとんどの人は知らない。
CMでタイアップすることもなければ、いわゆるゴールデンタイムなどで放送されることはないから。

同じように強烈な世界を持っているのに平沢進がいる。
楽曲のアイディアもさることながら、その歌詞のすばらしさには驚かされる。
そういった、すばらしい世界が、大きく広まらないのは不思議でしょうがないが、逆に現代にあっては、適当な音楽が求められているのかもしれない。

結局、音楽に何を求めるのか?
わたくしは、音楽の世界から得られる、不思議な空間、感覚を、求めている。
他者との同意や、評論的な話、知識の共有化などには全く関心がない。
ひどいのになると、今売れているものをチェックしておかないと不安でしょうがない人もいるというのだから・・・

先輩も後輩もない、人種も宗教も関係なく、ただただ音楽の下に、魂が寄り添う。
そういう場所で、わたくしは音楽を楽しみたい。


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