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詰将棋作家の見た世界
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HN:
首猛夫
性別:
男性
職業:
怪しい金融業
趣味:
詰将棋創作 音楽演奏
自己紹介:
昭和31年9月、東京生まれ。
詰将棋作家集団「般若一族」の生き残り。
詰将棋創作以外に、作曲(約100曲くらい)音楽演奏(ベース)。
人間についても、自閉的観点からいろいろ考えている。
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★2008/04/23 (Wed)
学校の裏サイトと言うのがあるそうだ。

生徒間や、教師・関係者に対する、罵詈雑言、イジメの温床。
この学校裏サイトが果たす役割はおぞましいほど、人間の醜い一面を出している。

しかしなぜこのような現象が起きるのか?
それをなぜ考えないのだろうか?

こういった愚かな行為が、世の中で問題になると、いつもそういった本質的な議論は後回しになり、現象面での解決に走る。
もちろん、そういった現実的な排除は大切なことであり、現時点で自殺者などが出てしまっては遅い。
しかしそれ以上に、いくらそれを解決しても、それに変わる何かが出てきて新たな問題を引きこすのは目に見えている。

人をこき下ろして楽しいのは、その人自身が不安だからである。
不安な人間は自己の安定を図るた目には何だってやる。
それは歴史が証明している。
自分たちの生存の証である、「神」を冒涜されたと言っては、自身の命をなげうってまで、行動に出る。
自爆テロはそのまさに象徴的な行動である。

日本人の特有の「神風特攻隊」の精神は、いまやイスラム教徒の専売特許にでもなったようだ。
ついでに言えば、われわれはイスラム教徒のことをあまり理解していないようだ。
彼らには彼らの深い思いや歴史の重みがあって、うかつに知らない我々が口を挟むのはどうかと思うときがある。
欧米諸国が、この地を結果的に荒らしてしまったのではないかと言う思いがしている。

話がそれたが、そのように自己の不安の解消のために、裏サイトまで作って、他者を冒涜しなければならない。
こういったことは「教育」しなければ治らない。

幼い子が、自分が起こした不始末を

「だってxxxがxxxだったもん」

と口をとんがらせて、責任転嫁をするすがた見ることがよくある。

このときに、これをきちんとわからせることが出来たのかどうか。
そういった道徳的な倫理的な教育よりも、一つの漢字を覚えたことを褒めることに走ってはいなかったか?

親として、そういった教育よりも、現実的に「良質な」学校にいけるようにと言う思いが強まり過ぎてはいないか
相手を思いやるようなやさしさやを身に着ける。
自己のために人を貶めるような卑劣なことをしない。

そういう教育を軽んじてはいなかったか?

結局は、親だけでなく、学校が地域が、見知らぬ人までもが、子供を世の中の宝として、正しい教育をしなかったせいではなかろうか・・・
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