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詰将棋作家の見た世界
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HN:
首猛夫
性別:
男性
職業:
怪しい金融業
趣味:
詰将棋創作 音楽演奏
自己紹介:
昭和31年9月、東京生まれ。
詰将棋作家集団「般若一族」の生き残り。
詰将棋創作以外に、作曲(約100曲くらい)音楽演奏(ベース)。
人間についても、自閉的観点からいろいろ考えている。
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★2008/04/19 (Sat)

わたくしは20年もの間、保険の営業に携わってきたが、保険を加入する際に理屈で加入する人は皆無と言っていいほどいなかった。

一見すると、保険などと言う一生涯支払っていく商品については、極めて綿密な計算や、論理的な裏打ちがなされているかのように思える。
事実、商品の選択については、確かにそういった計算が働いている。
が、どこへ加入するとか、誰に加入するとかは、やはり感情が優先される。

こういった、購入に際して感情が優先されると言うことは、営業の世界ではよく知られたことで、エモーショナル・マーケティングなどという言葉もあるくらい。

下手な営業マンは、如何に自分の商品が有利であるかをいつまでもとつとつと話す。
購入する側もうんざりするくらいだ。
しかし、購入者が感情で心が動くことを知らない、この営業マンは売り時を逸してしまう。

わたくしは、自分の商品の有利さなどあまり説明しない。
むしろ、購入者の話を聞くことのほうが多い。
そして、購入者の希望に沿ったものを提供すればよい。
内容について合意に達したら後は自然に契約すればよい。

こうした、感情が支配するものは何も保険などの商品だけではない。
ほとんどの消費、購入は感情に支配されていると言っても過言ではない。

そうして改めて世の中で起きていることの数々をつぶさに見ていくと、いかに感情が重要な働きをしているかが理解できる。

選挙戦術で、イメージなどの見た目を重要視するのも、商品の宣伝で好感度が高いタレントを起用するのも、感情の働きを知るからこそであろう。
そして、あらゆる戦略について、マーケティングやリサーチと称して解析が進んでいる現在、どうやったっら商品が売れて、選挙に勝てて、ということが明らかになっている。
そのどうやったらいいのかがわかっていながら、出来る出来ないと言う分水嶺があるから、話はやはり簡単ではない。

いつの日も勝者になるのは、難しい。

ただし、なぜ負けたのか?なぜ売れなかったのかと言うことについては、すぐに分析可能な時代となっている。

そして、わたくしが恐れているのは、そのようにこの社会での成功の鍵を握る「感情」について、これを支配しようと躍起になっている志向性が怖い。
もとより、感情は反応に近いものであって、考慮がなされるものではない。
なぜそれが好きなのかと言われても、理屈は後から付いてくるに過ぎない。
自分自身だってなぜそれが好きなのか、理由が判然としないものではなかろうか。
そのような感情を、裏側で操り、どす黒い資本の意志の赴くままに人々を好きなように動かす時代。
そのような時代がもう目前まで迫っている。

高校生の化粧、あれは資本の意志でなくて何であろうか?
若い十代のタレントに化粧をさせてTVに登場させる。

小学生の携帯ゲーム、あれも草原で缶をけってもらっていたのでは、商売にならない。
かっこよく美しい映像にうっとりして、しかも楽しめる。
そういった感情をうまく操って、「ゲーム中毒」にさせれば、大もうけに繋がる。

こうやって、お金のかからない場所に如何にお金を掛けさせるか。
そのために、どうやって感情を操ったらよいのか?
そこまでは手が届いた。
さあて、お次はいかなる「聖地」にお金をつぎ込ませるか・・・

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