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詰将棋作家の見た世界
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首猛夫
性別:
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職業:
怪しい金融業
趣味:
詰将棋創作 音楽演奏
自己紹介:
昭和31年9月、東京生まれ。
詰将棋作家集団「般若一族」の生き残り。
詰将棋創作以外に、作曲(約100曲くらい)音楽演奏(ベース)。
人間についても、自閉的観点からいろいろ考えている。
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★2007/09/30 (Sun)

ガンだった。
まさか自分が宣告されるとは、夢想だにしなかったので、最初は実感が湧かなかった。
内視鏡の専門医に診てもらった時には、

「十中八九ガンだろうが、割合に小さいので、開腹手術(内視鏡では取れないらしい)になる」
「直腸ポリープ(ガン)を取ってしまえば、完治します」
「このくらい大きさなら転移もないでしょう」

とにかく、自分はガンであるらしく、割合に早期だったので、完治するとのコメントだった。

そして、神奈川県立ガンセンターを紹介してもらい、それから5日後に、行った。

そこでの消化器の専門医は、

「そんな簡単にはわからない。」
「第一、組織もとっていないのだから、まずは組織検査から」
「99%ガンだね、それも進行ガン」
「転移もキチンと調べる」
「手術になるのか、抗がん剤になるのか、放射線治療になるのか、不明」

とにかく、早期で早く取ってしまっても、わたくしの残り時間はそう長くない、と言うことはわかった。
まあ、それでも、直腸ガンは、ガンの中でも治癒率が高く生存率も高い。
中には、人工肛門になりながら十年十五年と長生きされる方もいると聞いている。

現代はガンとともに生きる時代。
幸いわたくしはまだ早かったほうで、不幸中の幸いかもしれない。

しかも肛門から少し距離があるところなので、人工肛門には、ならないで済むらしい。

さて、ここで残り時間がおそらく少ないわたくしはどうするか・・・
まずは、般若一族のものがたりの一部始終、その顛末を最後まで書き綴らねばならない。
それが時代の証言者としての使命だろう。

また、わたくし自身の一風変わった考え方もキチンとまとめておきたい。
それはわたくしが生きた証と言うのではない。

これから現れるであろう、「新しい人」への、責務のような気がする。
わたくしのような自閉的傾向で見たこの世界の話を、バトンしなければいけないような、錯覚がある。

詰将棋とはかけ離れたお話が続くかもしれないが、そこはご容赦を。

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