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詰将棋作家の見た世界
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首猛夫
性別:
男性
職業:
怪しい金融業
趣味:
詰将棋創作 音楽演奏
自己紹介:
昭和31年9月、東京生まれ。
詰将棋作家集団「般若一族」の生き残り。
詰将棋創作以外に、作曲(約100曲くらい)音楽演奏(ベース)。
人間についても、自閉的観点からいろいろ考えている。
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★2017/10/18 (Wed)
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★2007/08/08 (Wed)


<第1図>

第1図は、1971年6月号詰将棋パラダイスの表紙を飾った
山本民雄氏の作品。

そして下の第2図は、先日ご紹介した山田修司氏の作品。
正確には、途中からの図面を山本民雄氏の作品と比べる
ために、左右を反転した。



<第2図>

このふたつを並べて、「パロディ」と言った山田氏の意味が
ようやくわかった。
山本民雄作品を知らないと何のことかわからない。

ふたつの作品で、違っているのは55歩の意味づけが二つあること。
一つは、12角の遠打に対して、56歩突きという逃れを用意。
もう一つは、第2図からの手順中、8手目28玉に対しては、
37角、同玉、38龍、46玉、47龍まで。
このとき、盤面55歩が退路を塞いでいる。
逆に言えば、何と盤面55歩がないとこの作品は詰まない。

このパラっとした巧妙な配置は、山本民雄氏のアレンジに
過ぎなかった。
とはいえ、55歩の追加で、進歩したことは、価値あることだ。

そして、もう一つ、この

遠打⇒中合で×、よって近打して遠くへ開く
(と、いうこの手筋を何かいい呼び名はないものか)

手筋の素晴らしい作品を忘れていた。




<第3図>

詰将棋パラダイス1985年12月短編競作展。
愛上夫氏作。
何と、107名の解答者中53名が転倒!

それは下の図のように、33飛と打ってしまった。




<第4図>

33飛に対しては34歩中合が打診中合と呼ばれる高度な
防衛作。
第4図のように、この歩中合に対して、34同飛不成とすると、
49玉と逃げられ、飛がなれないので詰まない。

かといって下の第5図のように、34同飛成とすると・・・



<第5図>

最後に打歩詰が打開できず詰まない。
だから第3図のように、近打して遠くへ開く。
今度は、33飛不成の時に、38歩中合は、同飛成、19玉、
18金、同玉、19歩、同玉、29龍まで。

この形の決定版ともいえる作品だが、伊藤正氏のほうが
発表は早い。

この手筋にはまだ他の作品や、伊藤正氏より前にある
のだろうか。



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★無題★
ご指摘ありがとうございました。
早速、作者名を入れておきました。
首猛夫 2007/08/26(Sun)08:32:56 ★編集
★無題★
図4ですが作者名「愛上夫」がぬけていますよ~
風みどり 2007/08/25(Sat)21:59:48 ★編集
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