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詰将棋作家の見た世界
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HN:
首猛夫
性別:
男性
職業:
怪しい金融業
趣味:
詰将棋創作 音楽演奏
自己紹介:
昭和31年9月、東京生まれ。
詰将棋作家集団「般若一族」の生き残り。
詰将棋創作以外に、作曲(約100曲くらい)音楽演奏(ベース)。
人間についても、自閉的観点からいろいろ考えている。
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★2007/10/03 (Wed)









<角中合問題>

おとといの作品の解説。











<第1図>

第1図から、41角(正解)に対して、22玉と逃げるのは動く将棋盤を進めていただくと分かる。
22玉以下、32歩成、13玉以下詰む。

従って第1図からは41角に対して32角中合が正解。
32角中合以外の中合は、同角成、13玉で、取った合駒を打って詰む。
32角中合を同角成、13玉の時、31角は、22歩合で打歩詰。

さあここで、ちょっと詰将棋慣れの人は、打歩詰に不成とばかりに、41角、32角中合、に「32同角不成」とする。
これが下の第2図。










<第2図>

ご覧の通り、詰まない。
では?・・・・・

そう、13歩が邪魔駒なんだよね。
そこで、第3図をご覧くださいな。










<第3図>

初手から41角、32角中合、「32同角成」、13玉、23馬、同玉にて、第4図。

あっさり成って、すぐに捨てて、原型に戻すのが妙味ある順。
否、原型から13歩が消えた・・・。










<第4図>

第4図から、再度の41角にやはり32角中合、そして今度こそ「32角不成」、22玉に「13角」が打てるのが先の13歩消去のおかげ。










<第5図>

あとは、第5図からのように、歩を打って、二枚角も消えての詰上がり。
小品ながら、首猛夫の世界と言える。
(ちょっぴり自画自賛かな)


   ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


今日は直腸の内視鏡検査で組織を採取。
この前の先生と違って、すごく痛かった。
おなかが痛くてトイレに駆け込む寸前のあの苦しさが続いた。
まあ、死ぬようなことはないのだが、なにぶん大げさ野郎なので、わたくしは。

絶食や、下剤が慣れっこになっている自分に驚き。

それにしても、死神が少し近づいているかもしれないと言うのに、怖くもなんともない。
何でだろうか?
無宗教、無心論者、臆病で、気が小さいわたくしが、ひょっとしたらあと数ヶ月かもしれないと言うのに(もちろん、80、90まで生きるかもしれないが)何ら恐怖を感じないのはうまく説明できない。

昔友人が、「あんたは関係性のうちで死ねない」と言ったことがある。
根本的に人と手をつながない性質を感じると言うのだ。
そういえば、わたくしには親しい人がほとんどいない。
人間は結構面倒なのかな、自分も含めて。
まあ残り時間が少なかったら、その分楽しく生きなくっちゃ損だよね。
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