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詰将棋作家の見た世界
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首猛夫
性別:
男性
職業:
怪しい金融業
趣味:
詰将棋創作 音楽演奏
自己紹介:
昭和31年9月、東京生まれ。
詰将棋作家集団「般若一族」の生き残り。
詰将棋創作以外に、作曲(約100曲くらい)音楽演奏(ベース)。
人間についても、自閉的観点からいろいろ考えている。
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★2008/02/13 (Wed)
沖縄が怒っているという。
アメリカ兵の少女強姦事件だ。

これがわたくしにはどうしても理解できない。
男が、少女を強姦する。
このような事件は毎日、日本のどこかで起きている。

昨日も書いたが、残念ながらわたくしたち人間は、それほど立派ではないから、浅ましく下らないことを繰り返している。
強姦された少女の身体や心の傷は、中々癒えることがないだろう。
そう思うと罪に深さを思わずにはいられない話で許されるものではないだろう。

しかし、今回はこれが沖縄の在日米軍の兵隊だと言う意味において、他の強姦事件とは違う扱いとなる。

これが、どうしても理解できないのだ。

これをそんなに取り上げるのなら、東南アジアや世界のあちらこちらで、「円」の札びらを切って、少女を「合法的」に買春している日本人の罪は問われないのだろうか?

何も米兵やアメリカの味方をするわけではないが、日本人は分裂していないだろうか?
片方では、日米安保条約で、アメリカ軍の日本駐留を認め、戦略的に戦争に加担しているにもかかわらず、そのアメリカ軍を憎んでいる。

だからこのようなことがあると、他の強姦事件と違って大騒ぎする。

そんなに嫌なら、アメリカ軍に出てってもらって、自衛隊と詐称する軍隊を増強して防衛を考えなければならないだろう。

そうなれば当然徴兵制度も行われるだろう。
そのようにしていないのは、世界でも日本だけではなかろうか。
(ちなみに永世中立国を宣言しているスイスでさえ国民皆兵制を布いていて、ほとんどすべての家庭で銃を装備している)

片方では、そういう戦争加担(イラク戦争での戦費負担など)を正当化して、自分たちは平和を唱えて、憲法を守れなどと嘯いているが、裏では札びらで傭兵を雇っているに過ぎない。

その傭兵になめられている、現実の姿が少女強姦と言う形で現れたので、それを躍起になって、追求している。

みっともない行動ではなかろうか。
少女強姦はそれだけで十分に大きな罪であり、許されるものではない。
しかし、それを政治などの場で語られるのには何らかの意図があり、その意図は上のように、分裂した日本人のゆがんだ姿をあらわしている。

沖縄の人々にしてみれば、本土の人間は、自分たちの汚い部分をこちらに押し付けて、との思いもあるだろう。

いずれにせよ、この世の様々な矛盾や問題を、何かに押し付けて、心の底ではそのことを気に病んでいる。
そのような分裂した人格には、こういったおかしなことが起きるのだろう。
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