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詰将棋作家の見た世界
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HN:
首猛夫
性別:
男性
職業:
怪しい金融業
趣味:
詰将棋創作 音楽演奏
自己紹介:
昭和31年9月、東京生まれ。
詰将棋作家集団「般若一族」の生き残り。
詰将棋創作以外に、作曲(約100曲くらい)音楽演奏(ベース)。
人間についても、自閉的観点からいろいろ考えている。
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★2008/02/05 (Tue)
恐ろしいことに、日ごろスーパーなどで購入する食品に毒が入っていた。

一体何を信じて、食べていいのか?
それよりも、なぜこんなにも中国製品が市場を占めているのか?

それは、実に簡単なことだ。
安いからである。

安さに飛びついたのは、他ならぬ日本の多くの消費者だった。
丁寧に作っていた農家は、どんどんつぶれていった。
価格破壊、だって貨幣価値があまりに違うから、中国産は安い。

そうして、安さに飛びつけば、自国の農業は崩壊する。
今となっては、後戻りは出来ない。

食物の多くを輸入に頼らざるを得ないのは、国家がひいてはわたくしたち消費者が目先の安さに目がくらんで、自国の農業を省みらなかったからである。

安さを追い求めるのは人情だろう。
誰だって、いい暮らしはしたいし、食べるだけで遊びの余裕もないのは困るだろう。
第一、そうやって安さを追い求めたって、たいして裕福な暮らしをしているわけではなかろう。
教育や他の生活費だってばかにならない。

しかし、安さを追い求めた時に起こるだろう、想定の範囲の近未来について、あまりに思慮がなかったとも言える。

もちろん輸入に頼ったことと、今回の毒入り食品とは、すぐに関連付けられるものではないだろう。
しかし、食の安全を考える上で、自給自足率があまりに低い現状に驚いたのである。

もっと、安さばかりを追い求めずに、自国の生産者を大切に扱うとか、もっと互いに創意工夫をして、安くてよいものを生産者も消費者も作っていく。

そういった、大きな視野や、観点を養わなければ、同じようなことがどんどん起きるだろう。

そうして、そういった観点を養うことこそが教育で求められているのではないかな。


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